故 小林OB会長 追悼試合


 平成15年12月2日にご逝去された故 小林正元OB会長を偲び、平成16年1月3日に追悼試合が倉高グランドにて開催されました。
 試合に先立ち、小林会長の遺影を前に現役・OBが整列し、黙祷。会長から直接指導を受けられた戦後間もない時期に在学したOB諸氏の表情からは寂寥の感が痛いほど伝わってきました。
 追悼式の後、ジャージに喪章をつけたOBおよび現役による試合のホイッスル。昨年卒業したOBから60歳を超えるOBまでが一堂に会し、白熱したゲームが展開されました。
 試合後、懇親会がとりおこなわれましたが、小林会長在りし頃には、会の冒頭で「戦争に敗れ、GHQから日本の国技である柔道や剣道の指導を学校において行うことを禁止された。これからの日本を担う若者を育成していく上でどうすればよいかと悩んでいたときにラグビーと出会い、ラグビーによって人の育成を図ろうと尽力してきた」といった内容の挨拶を聞かせていただいたものでした。
 折しも昨年11月の全国大会県予選決勝では両校優勝ではあったものの、現役諸君が優勝旗を倉高に持ち帰った記念すべき年になりましたが、それを見届けたことで小林会長も安心して旅立たれたのかもしれません。現役新チームがよりいっそう飛躍することで小林会長が築かれた礎が盤石なものになるように祈念するばかりです。
 最後になりましたが、新年早々にも関わらす追悼式に御出席いただきました小林会長の御親族のみなさまには改めましてお礼申し上げます。


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